【日本発のインデックス本】お金は寝かせて増やしなさいをレビュー&要約

この記事で分かること

資産運用の勉強を進めていくと必ずといって良いほど「インデックス投資」を目にすると思います。インデックス投資において様々な書籍が存在しますが、「お金は寝かせて増やしなさい」は初学者でも読みやすいほったらかし投資を象徴するような内容になっています。この記事ではネタバレをしないように私が感じたことや、大まかな概要をレビューしていきます。

目次

水瀬ケンイチさんのプロフィール

著者である水瀬ケンイチさんは「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」というインデックス投資家のバイブル的ブログを運営している有名なブロガーでもあります。もともとはIT企業の社員だったらしく、投資を始めた頃は雑誌でおすすめされている個別株を買っては失敗するような負けるべくして負けていた普通の投資家だったそうです。

水瀬さんは現在インデックス投資家として15年以上の運用実績がありますが、インデックス投資を始めるキッカケとなったのは名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」との出会いだったそうです。ここではウォール街のランダム・ウォーカーの概要は省きますが、米国発のインデックス本として50年近くたった今でも読み継がれるこの本は500ページに渡って「インデックス投資の重要性」について説かれています。

私たちと同じ個人投資家の再現性のある資産運用術を学ぶことが出来ます。

お金は寝かせて増やしなさいが持つ権威性

水瀬さんはデータや理論を研究している研究者でもなければ、私のような本を読んでインデックス投資のデータや理論を少し知っているだけの投資家ブロガーでもありません。他のインデックス投資家やインデックス本と大きく違う点は、「裏付けされたデータに基づき実際に15年以上運用した実績がある」点です。

投資にはデータや理屈だけでなく、運用している人にしか分からない暴騰や暴落時のメンタルとの向き合い方が重要です。水瀬さんが運用している15年の間には2008年頃のリーマンショックや記憶に新しい2020年のコロナショックなど幾度となく暴落がありました。それでもなお、2021年の現在までインデックス投資を継続していることが他の誰より権威性を持った言葉になります。

「お金は寝かせて増やしなさい」はインデックス投資の長期実践者が本音で語る日本発のインデックス本です。

初学者には必須のおすすめ書籍

私は2019年からインデックス投資を始めているのでインデックス投資家3年目(投資歴は6年目)です。これまでにインデックス投資本だけでなく様々な金融や経済、政治の本を読んできました。現在ではインデックス投資関連の書籍だけでも非常に多くのものが販売されています。

私がインデックス投資本で推奨するのは全部で6冊あります。著者自身がインデックス投資をするキッカケになった「ウォール街のランダム・ウォーカー」、「敗者のゲーム」、「インデックス投資は勝者のゲーム」、「航路を守れ」、「投資の大原則」、「お金は寝かせて増やしなさい」の6冊です。

「この中から1冊に絞るならどれ?」

もし初学者からこういう質問を受けたのであれば、「お金は寝かせて増やしなさい」か「投資の大原則」を勧めます。(1冊じゃなくてすみません・・・)

この2冊はどちらも資産運用の初学者でも読みやすく専門用語を解説しながら話を進めてくれる易しい本です。

難しいNISAとiDeCoの仕組みも教えてくれる

資産運用で味方にしたい節税制度のNISAやiDeCoについても分かりやすく解説されています。特に本書ではiDeCoとつみたてNISAを推奨しておりそれぞれの特徴を踏まえてインデックス投資とのシナジーを伝えています。

ただし、2024年から新NISA制度が始まるので数年後には情報の古い本になるかも知れませんが、定期的に増刷されているので、その頃には新NISA制度の情報を記載した本へ生まれ変わるのではないかと思っています。

インデックス投資長期運用実践者の体験談

前述したように本書の最大の強みは「15年以上の長期運用をしているインデックス投資家」が書き下ろした書籍であることだと思います。水瀬さんも普通の投資家と同様に下落相場では不安で震えながら、上昇相場には心躍らせながら株式市場と向き合ってきたことが書かれています。

2004年~2016年頃までのリアルな体験談を聞けるのは全てのインデックス投資家の心の支えとなるでしょう。15年以上実践してみて分かったことも語られていますので、気になる方は本を手に取ってみてくださいね。

インデックス投資家に必要なことは「保有し続けるメンタル」がとても重要だと再確認することが出来ます。

出口戦略も徹底解説

資産のほとんどを残して人生を終えると言われているインデックス投資家。資産の切り崩し方「出口戦略」についても語られています。本書では大きく3つの方法を紹介しており、中には「ウォール街のランダム・ウォーカー」でも語られている内容も含まれています。

私の意見も交えるとインデックス投資をする理由によって大きく変わってくると考えています。例えば老後の年金として運用している方は定額や定率で切り崩せば良いし、ライフステージの中で大きなお金が必要になった時にまとめて売却するのも良いと思います。

重要なのは「自分自身の運用目的を明確にすること」でそれが出口戦略の答えに繋がると考えています。

その他のおすすめ書籍

インデックス投資をするなら必ず読んで欲しい本を”6冊”厳選しています。どれを読んでもハズレの無いベストセラーをチョイスしています。初学者向けやデータや理論派向けまで幅広く紹介しています。

まとめ

お金は寝かせて増やしなさい」についてのレビューでした。インデックス投資についての書籍も読みやすく実践的な本が増えて来ていますが、本書は嘘偽りなく良書だと思います。

kindleでは定期的に半額セールなどもしてますので、時々チェックしておくとお得に購入出来るかも知れませんね(^^)/

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