米国バンガード社のセクター別ETFを比較する 

管理人
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こんにちは管理人のぎん(@ginvesterPT)です

米国株式市場は現在も非常に人気の市場です

米国個別株や米国ETFは私も投資先の1つとして保有しています

その中でもこの記事ではセクタ別ETFに重点をおいて解説したいと思います

セクターにはどのような種類があるか見てみましょう

目次

米国セクター別ETFを比較する

セクターとは部門という意味があり、世の中にある様々な産業・業種を分類したもののことを言います

世界最大手の運用会社バンガード社の商品にはこのセクター別に構成したETFが10種類あります

  1. 情報技術
  2. ヘルスケア
  3. 金融
  4. 生活必需品
  5. 公益事業
  6. 資本財・サービス
  7. エネルギー
  8. 一般消費財
  9. 通信サービス
  10. 素材

になります

それでは1つずつ見てみましょう

※記載の株価(基準価格)は11月6日現在の価格です

※掲載画像は全てバンガード・インベストメンツ・ジャパンからの引用となります

VGT:情報技術セクター

基本情報

  • 設定日:2004年1月26日
  • 純資産額:$36.57B(約3兆7000億円)
  • ※B=お金の単位Billion(10億)
  • 経費率:0.1%
  • 直近配当利回り:0.86%
  • 株価:327.62ドル

保有銘柄上位

保有銘柄上位はアップルマイクロソフト、半導体のエヌビディアインテル、クレジットカードブランドのビザなど誰もが知っている企業が多く組み込まれています

過去10年のリターン(分配金含む)

10年で約5.5倍まで成長していますね

今後5GやAIの発展と共に更に成長していく事が期待されます

現在も勢いのあるセクターと言えるでしょう

VHT:ヘルスケアセクター

基本情報

  • 設定日:2004年1月26日
  • 純資産額:$11.57B(約1兆2000億円)
  • 経費率:0.1%
  • 直近配当利回り:1.18%
  • 株価:213.73ドル

保有銘柄上位

保有銘柄上位はジョンソンエンドジョンソン(バンドエイドのキズパワーパッドやマウスウォッシュのリステリン、コンタクトレンズのアキュビュー等)やファイザー(世界で初めて抗生物質ペニシリンの大量生産に成功)、アッヴィ(関節リウマチ治療薬のヒュミラ)など医療従事者なら誰でも知っている医薬品メーカーが並びます

過去10年のリターン(分配金含む)

10年で約4倍まで成長しています

ヘルスケアセクターは人類にとって切り離せないセクターです

ワクチンの承認に期待したいですね!

VFH:金融セクター

基本情報

  • 設定日:2004年1月26日
  • 純資産額:$5.62B(約5600億円)
  • 経費率:0.1%
  • 直近配当利回り:2.31%
  • 株価:61.60ドル

保有銘柄上位

保有銘柄は世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏が会長兼CEOを務めるバークシャー・ハサウェイや銀行持株会社のJPモルガン、大手銀行のバンク・オブ・アメリカなどが名を連ねます

過去10年のリターン(分配金含む)

10年で約2.5倍の成長といった所でしょうか

景気に敏感なセクターだけあって今回のコロナショックでも影響を受けていますね

コロナショック前の基準価格の40%程度までは戻しています

他のセクターと比べて暴落後の戻りが緩慢に見えてしまいますね

景気回復の局面や好景気の時に強いセクターですので、その時を狙ってみるのも面白いかも知れません

VDC:生活必需品セクター

基本情報

  • 設定日:2004年1月26日
  • 純資産額:$5.52B(約5500億円)
  • 経費率:0.1%
  • 直近配当利回り:2.09%
  • 株価:166.84ドル

保有銘柄上位

保有銘柄はP&G(洗剤のアリエールやボールド、シャンプーのパンテーンやH&S、消臭剤のファブリーズ等)、コカ・コーラ、たばこメーカーのアルトリアフィリップ・モリス(ラーク・マールボロ・パーラメント等)とまさに生活に必要不可欠なサービスを展開している会社が並びます

過去10年のリターン(分配金含む)

10年で約3倍の成長率を見せています

不況に強いセクターと言われていますが、確かに先ほどの金融セクターと比較してコロナショック後も早い戻りを見せていますね

コカ・コーラやたばこはリピート率の高い嗜好品ですので、コロナ下でも大きな減収にはならない事が予測出来ますね!

VPU:公益事業セクター

基本情報

  • 設定日2004年1月26日
  • 純資産額:$4.14B(約4200億円)
  • 経費率:0.1%
  • 直近配当利回り:2.55%
  • 株価:139.04ドル
  • ※公益事業セクターとは電気・水道・ガス等の国民の生活上必須な社会インフラ事業のこと

保有銘柄上位

保有銘柄上位は再生可能エネルギーの最大手ネクステラ・エナジーを中心に電力やガスの会社がずらりと並びます

基本的にアメリカに住んでいなければ関わることの無い企業ばかりですので馴染みが薄いですね

過去10年のリターン(分配金含む)

こちらも金融セクターと同様でコロナ前の水準まではまだ戻っていませんね

公益事業セクターは配当利回りの高いセクターですが、日本でも電力自由化などがあるように、規制緩和に伴い大企業の独占的なサービス展開が崩れている事も影響している様です

VIS:資本財・サービスセクター

基本情報

  • 設定日:2004年9月23日
  • 純資産額:$3.12B(約3100億円)
  • 経費率:0.1%
  • 直近配当利回り:1.43%
  • 株価:154.24ドル
  • ※資本財・サービスとは資本財の製造や販売、商業サービスの提供や運輸サービスのことを指します

保有銘柄上位

保有銘柄上位はアメリカ最大手の貨物鉄道会社ユニオン・パシフィックや航空機・宇宙船の開発製造会社ロッキード・マーティン、化学・電気素材メーカーの3Mが上位を占めます

過去10年のリターン(分配金含む)

10年で約3倍の成長を見せており、ほぼほぼコロナ前の水準まで戻っています

ただし、このセクターも景気に敏感な為、暴落には弱いので注意が必要です

VDE:エネルギーセクター

基本情報

  • 設定日:2004年9月23日
  • 純資産額:$2.39B(2400億円)
  • 経費率0.1%
  • 直近配当利回り:5.64%
  • 株価:39.15ドル

保有銘柄上位

保有銘柄上位にはアメリカ石油企業の最大手エクソンモービルや同じく石油企業のシェブロンコノコ・フィリップスといったスーパーメジャーと呼ばれる石油の大部分のシェアを寡占する企業を中心に上位10銘柄で70%を占めるセクターです

過去10年のリターン(分配金含む)

基本的に景気後退・不況に強いセクターと言われていましたが、現状は下落しています

これはコロナショックによる経済停滞が発端でOPECプラスの協議会においてサウジアラビアとロシアが石油を減産するかしないかでゴタゴタした影響があります

このように他国やOPECの影響を色濃く受け、ボラティリティ(価格変動)が高いセクターですので、無くてはならないサービスとはいえ、上級者向けと言えるかもしれません

VCR:一般消費財セクター

基本情報

  • 設定日:2004年1月26日
  • 純資産額:$3.78B(約3800億円)
  • 経費率:0.1%
  • 直近配当利回り:6.14%
  • 株価:247.11ドル

保有銘柄上位

保有銘柄上位には天下のAmazonやスポーツメーカーのナイキマクドナルドスターバックスといった飲食メーカーが並びます

日本人にも馴染みのある企業が多いセクターですね

過去10年のリターン(分配金含む)

コロナショックをあざ笑うようにコロナ前基準価格をぶち抜いています

まさにナイキのマークのようですね

全銘柄中21%がAmazonですので天下のAmazonがこの銘柄を牽引していると言っても過言ではありません

世界中の人々が利用するAmazonの更なる成長に期待したいですね!

VOX:通信サービスセクター

基本情報

  • 設定日:2004年9月23日
  • 純資産額:$2.59B(約2600億円)
  • 経費率:0.1%
  • 直近配当利回り:2.30%
  • 株価:111.35ドル

保有銘柄上位

保有銘柄上位ではアルファベット(Googleの会社名)、フェイスブックネットフリックスなど今を時めく企業が並びます

そのうちGoogleとフェイスブックで40%を占めるETFです

過去10年のリターン(分配金含む)

こちらも2強が強く牽引している為、コロナショックを忘れるくらいの価格まで成長しています

特にコロナ下では、自粛をすることが多かったのでこのセクターは追い風だったかも知れませんね

VAW:素材セクター

基本情報

  • 設定日:2004年1月26日
  • 純資産額:$1.71B(約1700億円)
  • 経費率:0.1%
  • 直近配当利回り:1.63%
  • 株価:145.28ドル

保有銘柄上位

保有銘柄上位は化学工業メーカーのリンデグループ、ガス処理装置メーカー最大手のエアープロダクツ・アンド・ケミカルズなどが並びます

正直私は知らない企業ばかりです

過去10年のリターン(分配金含む)

10年前に比べ、約2倍程度の成長率です

コロナショック前の水準まで戻ってきている事を見ると米国企業の強さを感じますね

全く調べたことが無かったセクターですので、今回の記事を書くことで勉強させて貰いました

まとめ

いかがでしたでしょうか

GAFAMが名を連ねるセクターの強さやハイテク企業の勢いが分かりますね

セクター別の特徴を踏まえて自分に合ったETFを検討してみてくださいね!

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