インデックス投資の出口戦略を考える

つみたてNISAで運用した場合のインデックス投資は

  • 簡単に幅広い銘柄や国に分散投資が出来る
  • アクティブファンドと比較して運用コストが安い
  • 一度設定すると勝手に積み立ててくれる

といった魅力があります

ただし!つみたてNISA+インデックス投資は入り口が簡単で、出口が難しい投資方法と言われています

インデックスファンドで運用した人の多くが、多くの資産を残したまま死んでいくと言われています

この記事では実際に目標の資産を作り老後を迎えた際に、どうやってその資産を切り崩していくのか、様々な戦略を挙げながら解説・検討したいと思います

目次

インデックス投資の出口戦略を考える

この話をする上で一番大事なのは

あなたがつみたてNISAを利用しインデックスファンドを

積み立てていく理由です

その理由や目標設定は人によって異なります

FIRE(経済的自立を達成し早期退職)を目標にしている人

老後2000万問題の対策

将来のキャッシュフローの元本を作る

子供の学資保険の代わり

つみたてNISAの制度や仕組み上、恐らくそのどれもが15年以上先の将来の為を考えているはずです

そして、それぞれの目標に対して適切な出口戦略は変わってくると考えます

4%ルール(定率)

名著「ウォール街のランダムウォーカー」でも紹介されている4%ルール

これは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の切り崩しで生活費を賄えるはずだ

という考え方です

4%という数字はアメリカの代表的な指数であるS&P500の成長率が平均約6%で正常なインフレ率が2%と言う事を考慮されて計算している数字です

年間支出が300万円の家庭の場合

300万円×25年の場合7500万円の資産が必要となります

200万円×25年で5000万円です

倹約の重要性が分かる数字ですね

それはさておき

つみたてNISAの年間限度額が40万円×20年=800万円と言うことを考えると年率4%で20年運用したとしても

1200万円程度にしかなりません

引用 金融庁ホームページ

ただし、インデックスファンドもその時々で価格の変動が起きます

暴落がきて基準価格が1000万円の時もあれば、景気が良く1500万円の時もあるかも知れません

これを定率4%で切り崩すと

1000万円×0.04%=40万円 1500万円×0.04%=60万円になります

定率であれば不況の時は少ない額で、好景気の時はたくさんの額が手元に入ってきます

メリットとしては年率4%運用を目標としながら4%切り崩していくので資産が目減りしにくいことが挙げられます

ある研究ではこの方法は30年後も95%の人の資産が残り、それだけではなくその中の85%の人の資産が増えたとされています

逆にデメリットは景気によって手元に入る金額が変わることです

老後の趣味や習い事などをする予定がある方や

少しずつでも手元にお金が入ってくる仕組みを作りたい方にはオススメかも知れませんね

暴騰しているタイミングで売却

運用していく上で必ず経験するであろうイベントはバブルと暴落です

今回のコロナショックで資産の著しい目減りや株式市場の戻りの強さを感じた方もいることでしょう

投資におけるリターンはどれだけリスクを取ったかになると言われています

私たちは言わば暴落のリスクを負う代わりにリターンを求めているんです

その為、短期的に価格が跳ね上がるタイミングもいつか来るはずです

そこで売却出来れば大きなお金を一度に手に入れることが出来るかも知れません

ですが、私はこの方法はダメな方法だと思っています

理由は3つあります

①タイミングを図る事は不可能

②必要の無いタイミングで売却する意味がない

③市場に居続ける事がリターンを伸ばす条件

これらが私の意見です

つみたてNISAでインデックスファンドを運用する理由に

高くなったら売りたいと言う人がいたとしたら、目的を見失っています

それだったらこの方法では無く

タイミングを図れる個別株やETFで運用すべきだと考えます

目標金額の達成で売却

先ほどのシミュレーションで理屈上は20年の運用であれば1200万円程の資産が作れる事が分かりました

その為、運用を開始する時には「1200万円くらいになるだろう」という皮算用をする人もいると思います

仮に景気が良く15年で1200万円を達成したとします

そこで、「当初の目標の1200万円達成したから欲を出さずに売っとこう」

とする方法です

これも私は微妙かなと思います

経済評論家の山崎元さんの記事で書かれていたことを引用しますが

「お金はいくらあっても邪魔になるものではない」

まさにそうだと思います

その他にも賛成出来ない理由としては

インデックスファンドで運用する場合

経済成長の見込める国や市場に投資するはずですので

その時に大きなお金を必要としないのであれば、運用を継続することもアリだと思います

あくまでつみたてNISA×インデックスファンドの構成で考えると

効率的にお金を増やす方法を取っているのにもったいないなと思ってしまう方法ですね

※あくまで私の意見です この考えを否定している訳ではありません

お金が必要なタイミングで売却

ライフステージの中で起こるイベント(冠婚葬祭、子供の学費等)が貯蓄で賄える場合は

運用資産を切り崩す必要は無いと考えます

ですが、足りない場合や貯蓄を減らしたくない場合、それを補う為に必要な額をそのタイミングで売却する事は悪くないと思います

お金は貯めるものでは無く使うものです

資産運用をする理由も資産を積み上げるのが目的ではありません

あくまで必要なお金を効率的に増やす手段です

そういった意味では老後資産、年金を作る為のiDeCoと違いつみたてNISAはいつでも引き出せる自由度と言うメリットがあると思います

私の出口戦略

長々と語ってきましたが、私は正直まだ決まっていません

というより我が家の場合は、妻の口座で運用しているものが老後や子供の教育費を見据えた運用で

私の口座は自分の趣味として運用している為

明確なゴールが決まっていません

貯蓄と妻の口座の全世界株式だけで子供の教育費が賄えない場合は、私の運用益から出す事も考えていますし

教育費がかかるタイミングでタイミング良く妻の口座のみで賄えることが出来れば

自分の資産は老後に回そうかと考えています

流動的な結論ですが、柔軟性を持たせて選択肢を増やすことも大事なリスク管理かと思っています

皆さんにあった投資戦略や目的を見直すきっかけになると嬉しいです

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